大学院の授業が始まるまで,1ヶ月を切りました.
忘備録的な意味合いも含め,なぜ大学院に行くのかを書き留めることにします.
まずは,「成長」という側面から.
成長には,2つの側面があると考えています.
①武装,アップグレード的なもの(知識の習得,スキルの習得など)
②潜在能力を引き出すもの(内面的なもの)
水泳をやっていた頃,練習後,「練習を通して何が成長出来たか」というのを毎回考えていました.
その際に,例えば,
①50mのタイムが0.1秒上がった
②辛い時にもう一踏ん張り出来るようになった
こんな感じで2つに分けて考えていました.
私は,3歳から水泳を始め,特に18-21歳まで北京五輪代表選手と同じチームで同じ内容で練習をこなしていたのだけれども,
その選手はオリンピックに行け,
私は国体にすら行けないまま,水泳キャリアを終えました.
このキャリアは
①的には,信じられないくらいの時間を費やしたのに一度きりの全国大会入賞止まりの中途半端なキャリア
で,一見時間の無駄の様ですが,
②的には,色々な成長があり,水泳を辞めた後の挫折感を支えたのは,
この②の成長を毎練習後に書き留めたノートでした.
大学4年で真剣に卒後を考え始めた時に,
私が軸にした考えは,
「自分自身に成長を要求し続けたい.そしてそれは①と②の成長の両立である」ということでした.
この2つの成長が両立出来る環境というのは人それぞれ.
でも,私は,大学での信じられないくらいの知識の詰め込みを通して,①の成長は実感出来たけれども,
どうしてもそこから②の成長に繋げることが出来なかったのです.
そこで,大学4-5年を通して,①と②の両立が出来る環境を探しました.
そして,その両立が出来るであろうと判断したのが大学院への進学,という選択でした.
私は,これから2年間,自分に成長を要求し続けたいと思っています.
そしてその成長は,
自分自身にとって
Public Healthにとって
スポンサーにとって
意味のあるものであり続けるようにしていきたいと考えています.
以上,決意.
わーくわーく!