2012年ーとても移動が多い.
Swedenに住み,タイにも5回訪れ,そして今はNew Delhi在住.
そんな中で気がついたのは,”生で情報を得ることの重要性.”
"Swedenの福祉は世界一,Yeah! "という意見は日本だけでなく世界のあちこちで聞かれることだけれど,
ではその測定因子は?なぜ?そもそも論,Swedenの人口って?
と言う議論が省かれてしまっている.
”タイの贅沢品の消費率が増えている!お金持ちになっている!”
もちろんその通りだけれど,タイ人がどれだけ「他人が持っているなら私も欲しい」感情が強く,
クレジットカード破産しているかなどという話はなかなか出て来ない.
統計データは
”何を図るか”で全く見え方が変わってくるし,
そもそも完璧なデータなど存在するのか,という話.
定量と定性のバランス,難しいけれど大切にしたいところ.
Swedenの福祉に関する本,色々読んだけれど,正直,定量データの見方が?だったり,
定性データが?だったりで未だに良い本に出会えていないので,もしおすすめあったら教えて下さい.
タイに関しては,末廣昭先生(@東大)の本が圧倒的に評判良いし,
駐在(銀行系)の方と話すとよく会話にのぼる本なのでおすすめ.
- タイ 中進国の模索 (岩波新書)/岩波書店
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